新しい生徒さん用は"筆の使い方"と"あいうえお"から始まります。
かなは元々の漢字を覚えると
形がとり易いので、
元字も覚えましょう。
安⇒あ 加⇒か
以⇒い 幾⇒き
宇⇒う 久⇒く
衣⇒え 計⇒け
於⇒お 己⇒こ
四字熟語(春風駘蕩)
名前
季節の挨拶(11月)
のし袋
のし袋の表書きの「賀御髪置」・「賀御袴着」・「賀御帯解」は
七五三のお祝いの時に使われる言葉です。
七五三のお祝いは江戸時代の関東の武家社会の風習が庶民に広がったものですが、それぞれの言葉の意味を考えると子供の成長を節目節目でお祝いした事がよくわかります。
当時の幼児の死亡率は高く、「7歳までは神の子」といわれ、幼児から少年少女に育つ曲がり角だと考えられていました。3歳ごろになって、はじめて人別帳や氏子帳に登録されたそうです。男児は5歳くらいにならないと死の恐怖から解放されなかったといわれます。
それぞれの節目で厄払いとお祝いをかねて行われた儀式が
七五三というわけです。
●髪置(かみおき)-生まれたままだった胎髪をそり、本格的に髪を
伸ばし始める儀式(男女3歳)
●袴着(はかまぎ)-男児が初めて小袖に袴という男の衣装を着る儀式 (男5歳)
●帯解(おびとき)-または、「帯直し」「帯結び」「ひも解き」。今まで着ていたひもつきの幼児用の着物のかわりに本仕立ての着物を着て丸帯をしめる儀式
(資料:冠婚葬祭の作法/グラフ社)