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江戸の書展

 昨日は、西日本書美術展の総会と表彰式があり、普段はなかなかお目にかかれない皆さんともお話をし、楽しい時間を過ごしてまいりました。
 書展といえば、最近読んでいる(見ている?)本の中に、「浮世絵のなかの子どもたち」という本あります。仕事が終わり、ほっと一息つく時に、パラパラと捲ると、浮世絵をとおして、江戸の子どもたちの生き生きとした姿や、親子の情愛や、英雄豪傑の絵が飛び出し、時間も忘れて見入ってしまいます。

 その中に、<幼童席書会(ようどうせきがきかい)>という、歌川国芳の絵があり、解説には
 -席書会は春、秋に開かれた書道展- とあります。
 
 絵の中の幼児から児童くらいの年令の子どもたち10人以上。床の間に飾られた道真公へ手を合わせる子ども、くるくると捲いた紙を抱えている子ども、筆を持って文字を書き出す子ども、それをまわり見ている子どもたちと様々です。菲毛氈の紙の上で筆を滑らす子どもたちは、とても生き生きと描かれていて、その作品も、楷書から行書、草書、仮名があるのは興味深いことです。書かれた作品は、鴨居に掲げられているのですよ。きっと、皆が書き終わったら、鑑賞するのですね。
 この本は、"江戸子ども文化研究会編"となっていて、出版所"くもん出版"です。"くもん"でこのような取り組みが行なわれていたことを知らなかった私です。小さい写真ですが、こちらのくもんのサイトで絵をご覧いただけます。
by sumi-moji | 2005-12-19 09:31 | 季節のひとり言