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舞の字

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 また詳しく書きますと、言ってしばらく経ってしまった「舞」の字のこと。

   -ブ-
    -まう・まい・おどる・はげます-  

<無><舛>からなり、<無>は舞う人の形。
                <舛>は左右の足が外に向って開く形とあります。
 
 ト文や金文では<無>を<舞>の意に用いていました。のちに<無>が有無の意味に用いられるようになり、下に舞うときの足の形を示す<舛>を加えて「舞」の字が作られたそうです。
 もともと、<舞>や<楽>は神事に通じていたものです。

 「舞楽のことはすべて神事に起源し、のちに民間に伝承された。巫舞(ふぶ)のことであるから、法文を曲説することを舞文という。」とあり、このことを知ると、 "舞文"が<①法文を勝手に乱用すること。②自分の都合のよいように、たくみに文辞をもてあそぶこと。>とあるのもうなずけますね。私たちの知る
<舞う>から"舞文"の意味は到底考えられませんもの・・・
                               (資料:字統/広辞苑)
by sumi-moji | 2005-10-11 22:48 | ◇書◇の豆知識