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平仮名か漢字か・・・どちら?

 手紙を書いていると、この言葉は平仮名で書くべきなのか、漢字を使うべきなのかと迷うことがよくあります。特に、(とくに?-こういうのも)あらたまった文章になると・・・考えてしまいます。
 「特に」は、漢字でよいのです。なぜかというと、これは"連体詞"だから・・・
 う~む、"連体詞"。なつかしい言葉です。-"連体詞"とは名詞・代名詞を修飾する言葉のなかで活用のないもの-と書かれています!
     例として:  大きな(人)、小さな(人)、我が(国)

 これらは、普通も漢字で書きますけれど、「余り」「既に」もその仲間です。特に、公用文では漢字を使ったほうが良いそうです。

 それでは、他に漢字で書くものは、"副詞"・・・
 "副詞"とは動詞、形容詞、形容動詞を修飾する言葉です。

 ところが、"接続詞"平仮名で書くことになっているそうです。
 "接続詞"とは文と文のつながりを説明する言葉です。

      これは、いかがでしょうか?

  <更に>   状況については、更に検討する必要があります。
  <さらに>  さらに、状況についても検討する必要があります。

 「おって」という言葉も良く使いますよね。
  <追って>  会場は、追ってお知らせします。
  <おって>  おって、会場は後日お知らせします。

 なるほど・・・

 私がよく迷う、「はじめ」については、「初め」は時間的な始りを、「始め」は物事の始まりを意味していると説明されています。例えば、"日本をはじめ多くの国が賛成しています。"では、"始め"が適当というわけですね。

 原則として読み仮名のないものは平仮名にするのが基本です。手紙文で迷うところでは、

  ~あて(×宛)・~のこと(×事)・~のため(×為)・~できない(出来ない)
  ~とともに(×共に)・~など(×等)・~してください(×して下さい)


 案外、変換すると漢字で出てきてしまうので、気にせずに使っている言葉もたくさんあります。私信では使い方も曖昧になっているでしょう・・・。明日返却するこの本は、<漢字か><平仮名か>どちらが適当なのかを分かりやすく説明してくれました。
           (資料:分かりやすい公用文の書き方・礒崎陽輔/株式会社ぎょうせい)
by sumi-moji | 2005-06-30 22:35 | 季節のひとり言