国文学の授業の中で宮本輝の
「錦繍」を使っています。と、今日お会いした先生はおっしゃいました。今の学生は本を読まないのでまずは本を手にとってもらうように、興味を持ってもらうように、この本を使ってディスカッションをするのです。と
なぜ、売れそうもない
「錦繍」にしたのか?
(そうかしら・・・私はこの言葉は好きです)
なぜ、秋の紅葉から始まって冬の紅葉で終わっているのか?
モーツァルトの曲の意味することは?などなど
「錦繍」とは
錦(ニシキ)と縫いとりをした布。
(いろどりの美しい織物や衣服、また、紅葉や花、
あるいは、美辞麗句を連ねた詩文などの意にも用いられる)
そして、もみじのたとえ。
「錦秋」とは
木木が紅葉して、にしきのように美しい秋。
錦を縫いとりした布のように
美しい紅葉に今年はお目にかかれるかしら・・・