7月最後のおけいこ日です。
このところ日食のニュースで、昨日から落ち着かない・・・穴を開けた厚紙を用意して、いつもより30分前に家をでます。日食が始まる前に、お教室の用意を終わらせなくてなりません・・・
9時50分ごろに、YMCAの方が日食始まったとメガネを貸してくださいました。「お~~っ、すごい!!!」メガネ越しに見える太陽は右上がきれいに欠けています。
10時半に皆さんが見えるころには、あたりが少しずつ暗く(暗いというのとは違います)灰色に。10時55分が最大ということですから、皆さんで外へでて、その瞬間を待ちます。雲が厚いのですが、流れも速くて、見えたり隠れたり。夕方でもなく、朝方でもなく、なんとも不思議な雰囲気に辺りが包まれます。ちょっと、鳥肌が立ってしまいました。蝉の声や鳥の声も聞こえず、静かです。気温が下がっているのが確かにわかります。
日食って、観るというよりももしや肌で感じるものかもしれません。
おけいこの時間は短くなりましたが、「アー 楽しかった。」と帰っていかれる皆さんも満足そうでした。
午前のお教室のOさんが、左と右の書き順が違うわけを知りたいとおっしゃっていたので、それぞれの字の成り立ちを紹介しました。ホワイトボードの説明です。
右手に神へ祈りの言葉、祝詞を入れる器を持った形が「右」、左手に呪具を持った形が「左」です。元々の形を見ると、「右」が縦のはらいから書くわけがわかります。左右とも、神へ助けを求めるという意味がありますので、<たすける>と訓がついています。「尋」は「左右」を上下に重ねた形で、<神のある所をたずねる>という意味からたずねるとなりました。漢字の成り立ちはおもしろですね^^
午後のクラスが始まるころには雲も晴れて、暑くなりました。もちろん、蝉の声がうるさいほど聞こえます。
来週は第5週目でお休み、次のお教室は8月です。